そんな願いを叶えてくれるのが 「眼瞼下垂手術」
あなたは、ご存じでしょうか!?
まずは、症例写真をご覧ください
この「眼瞼下垂手術」を受けたことによって、とても魅力的な目元になったと思います。 黒目が大きく目力が生まれ、まぶたもすっきりして自然な二重のラインになっているのが、わかっていただけたと思います。
埋没法・上眼瞼切開(全切開)は、糸で簡単に留めたり、まぶたのたるんだ皮膚を切除したり、二重の幅を広げたりと、一重から二重まぶたにするだけです。ですが、黒目を大きくみせるには、「眼瞼下垂手術」が必要です。まぶたを持ち上げる筋肉を再固定することで、まぶたの開きが元に戻り黒目を大きくみせることができます。
特徴
埋没法・上眼瞼切開(全切開)は、糸で簡単に留めたり、まぶたのたるんだ皮膚を切除したり、二重の幅を広げたりと、一重から二重まぶたにするだけです。ですが、黒目を大きくみせるには、「眼瞼下垂手術」が必要です。まぶたを持ち上げる筋肉を再固定することで、まぶたの開きが元に戻り黒目を大きくみせることができます。
眼瞼下垂でできること
- まぶたが開きやすくなる
- 二重まぶたになる
- パッチリとした目元になる
- 目力のある目元になる
- 黒目を大きく見せることができる
- 眠そうな目の印象を改善できる
- 頭痛・肩こりが軽減される
眼瞼下垂手術にはこのようにさまざまな効果があります。
視野が広がり、物を見やすくなる。といった直接的な効果があり、
これ以外に様々な二次効果が得られます。
もちろん症状・状態で個人差はありますが、治療・美容的観点から診察を行い、目の開瞼を良くし、目の開き具合、左右差や顔と目のバランスなど、希望される目元になるよう、カウンセリングの時間を大切にしています。
他院で受けた修正を希望し来院される方が増えていますが、やはり目元の手術になりますので、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。
眼瞼下垂について
「眼瞼下垂」とは、簡単に表現すると十分に目が開かなくなる状態のことです。
まぶたが重そうに見えたり、眠そうでぼんやりとした印象だったり、加齢によりまぶたの皮膚のたるみや筋力の低下で目が開きにくいなど。
例えば、読書やスマホを見る時など、見やすくするためにアゴを上げて下目使いに物を見る。
このしぐさこそ、眼瞼下垂症の典型的なシグナルです。
眼瞼下垂には、2つの分類に分けられます。
生まれつきの「先天性眼瞼下垂」と、何らかの原因でまぶたが下がる「後天性眼瞼下垂」に分類されます。
「先天性眼瞼下垂」は、まぶたを持ち上げる筋力や神経そのものに不都合があることが考えられる場合。
「後天性眼瞼下垂」は、今までまぶたが開いていたが、徐々に、あるいは急にまぶたが下がってきた状態です。加齢によってまぶたの筋力が低下することが主要因でしょう。
また、目を強くこする癖のある人や、ハードコンタクトレンズを外す際に、まぶたを引っ張ることで生じることもあります。
加齢とともに、まぶたが下がってきた、まぶたが重くなってきた。
ほかに、眼瞼下垂の症状が現れ、物が見えにくい、肩が凝る、おでこのシワが寄る、さらに増えたなど、特に夕方になるとそういった症状が強くなり、悩んで手術を検討する方が多いようです。
治療をしなくても重篤な状態になることはありませんが、日常生活においてさまざまな支障をきたします。その為、近年では手術によって改善を求める方が増加しています。
眼瞼下垂と診断された場合は、早めに治療を受けたいものです。
眼瞼下垂のセルフチェック
自分の目が眼瞼下垂なのかわからない。
という方、まずこちらからチェックしてみましょう。
下記のような症状に当てはまる方は、眼瞼下垂の可能性があります。
・夕方になると、まぶたが重く感じ、開けにくい
・「疲れている?」「寝不足?」と、眠そうな力のない目にみられる
・まぶたのくぼみ(凹み)が気になる
・二重のラインが浅くなってきた
・二重の幅が広くなってきた
・肩こりや頭痛がする
・おでこにシワが増えてきた
・眉を上げて目を開こうとしている
・ハードコンタクトレンズを長期間使用している
・まぶたが瞳孔の中央まで下がっている
・視野が狭い


「まぶたが瞳孔の中央まで下がっている」

眼瞼下垂の手術は、挙筋腱膜前転(短縮)法を行います。挙筋腱膜を前に引き出して瞼板に固定し直すことで筋肉がまぶたを持ち上げ、まぶたを正常なところまで戻すことができます。
眼瞼下垂の保険診療と自由診療の違い
例えば、まぶたが瞳孔の半分まで下がってきている。このような状態ですと、問診・症状の確認・総合診断により保険診療が適用されることがあります。自然にまぶたを開くのも難しく、物を見るときアゴを上げて下目使いにしたり、視野が狭くなっているため日常生活に支障をきたしている場合が多いです。まぶたの開き(瞳孔が全部みえるように)を正常に戻すための治療・手術が目的になります。
同じ眼瞼下垂手術でも自由診療は、黒目を大きく見せたい、ぱっちりとした目元にしたい、眠そうな目を目力のある目にしたい、たるんでいるまぶたをすっきりさせたい、理想としている二重にしたいなどの見た目、美容を目的している。他に、クセでまぶたを上げようとして眉の筋肉を使うなど、おでこのコリや頭痛、肩こりが少しでも軽減したいなど、このような目的で眼瞼下垂手術を希望される方もいらっしゃいます。
保険診療・自由診療の手術内容は一緒でも、目的が異なってくるということです。簡単に言うと、保険診療はあくまでも病気、それを治すための手術(まぶたの開きを元に戻す)。自費診療は、まぶたの開きをよくする(黒目を大きめ見えるように)だけではなく、美容の観点から二重のラインや形など理想とする目元にするための手術になります。
眼瞼下垂手術の内容・方法
当日は担当医と再カウンセリング、術後の経過観察の為に写真をお撮りします。
まずは最初に、デザインを描き局所麻酔の注射をします。
新しく作る二重ラインを切開し、余分な組織などを取除き眼窩隔膜を露出させます。
眼窩隔膜を横に切開し、少し引き出して挙筋腱膜を瞼板に固定します。
手術中に座った状態でまぶたの開き具合、黒目の露出の程度、まぶたの閉じ具合を確認します。その際、鏡でチェックし黒目の露出の程度を見ていただき理想的な形になっていることを確認していただきます。
その後、必要に応じて組織や余分な眼窩脂肪等を除去します。
全て問題なければ傷を閉じて眼瞼下垂の手術が終了します。
麻酔について
眼瞼下垂の麻酔は、局所麻酔(部分麻酔)で行います。
この麻酔で十分効果があり、手術中に痛みを感じることはありません。
ですが、麻酔の注射をする際の痛みは多少あります。
こちらの痛みが心配な方は、吸入麻酔をすることができます。痛みにご不安な方は、担当医師にご相談ください。(吸入麻酔は、別途料金がかかります)
また、局所麻酔によりアレルギーをお持ちの方、局所麻酔がはじめてな方は、こちらでもお伺いしますが、担当医にお伝えください。
ダウンタイム
眼瞼下垂手術は切開するだけでなく、筋肉の操作まで行うため、術後に腫れを生じます。腫れや内出血などの状態は個人差がありますが、腫れは、翌日がピークで2~3日持続し、4~5日後には徐々に引いていきます。抜糸をする10日目~14日目頃には、平均的に7~8割程の腫れが引いています。
内出血が10~14日で、吸入され消失します。ご家族・職場・友人などに知られたくないという方は、10〜14日程度は人と会うことを控えた方が良いでしょう。それまでの間は、深く被れる帽子やメガネをかけるなど工夫しながら日常を過ごしている方が多いです。抜糸の翌日から、アイメイクができるので十分カバーできると思います。また、まぶたが開けやすくなった分、一時的にドライアイの症状が出る方もいますが、徐々に改善されます。点眼薬を処方することもできますので、担当医師にご相談ください。
仕上がりまで
最終的な仕上りまでに3か月~6か月間かかります。
もちろん腫れの引き方には個人差があります。術後2週間で平均的に8割程度腫れが引きます。
その後は徐々に引き、日によって腫れが出たり出なかったりと不安定な期間で、左右の差がまだ出ることもあります。術後1ヶ月が経つころには、少しずつ落ち着いてきます。傷跡も一時的に固くなり違和感を感じることがありますが、徐々に軟らかくなりますので心配はいりません。
・術後2ヶ月目には、全体的に落ち着き、切開線の赤みも薄くなってきています。
・術後3ヶ月目、検診(経過観察)
・切開線の赤みはもう少しかかります。(術後3~6ヶ月)
・術後6ヶ月目、最終チェックし、終了となります。
・*腫れ・赤みは個人差があります。
心配な事や不安な事などございましたら、遠慮なくご相談ください。
リスク
眼瞼下垂手術はまぶたを切開するので、術後は腫れ・内出血はあります。
大きな腫れは抜糸が終わるころには、平均で7~8割程度引いてきます。
内出血は10~14日で消失します。
眼瞼下垂手術は、まぶたを引き上げる筋肉を再固定するため、一般的な二重の切開手術(上眼瞼切開・全切開)に比べると、左右差や腫れ・内出血のリスクが高くなります。また、筋肉を再固定するため、今まであっただろう、目を開ける時に眉を上げるクセの影響によって左の差がでることがあります。
これらのリスクを踏まえて、手術中に起き上がっていただき、黒目の出方やまぶたが開きすぎていないか、左右のバランスや目の開閉、目をあらゆる方向に動かしてもらうことによって、左右の差を引き起こさないように行っています。
また、修正手術を希望し来院される方もいらっしゃいます。
左右差や、びっくり目になってしまったなど。筋肉を再固定した位置が原因です。
固定した位置を適正の位置に治す必要があります。
少しでもリスクを引き起こさないよう手術中に、まぶたの開き具合など患者さんにも確認していただきながら再固定位置などを調整します。当クリニックでは余裕のある手術時間で予約を設定しております。
眼瞼下垂に関する
疑問や不安にお答えします。
左右のバランスを確認でき、黒目の出方、開き具合や二重の幅など両瞼のバランスをとりやすくので、左右差を最小限に抑えることができるからです。また、片側ずつですと、手術後の腫れが引くまで左右差の期間が2回あるのでダウンタイムの期間も長くなるということです。
その時は、再固定する必要だったり、加齢とともたるんだ皮膚も切除が必要になることもあります。
また、修正内容にもよりますが、1回目の手術と2回目以降の手術では術後の経過も多少異なります。内出血が出やすく広がりやすかったり、少し腫れが強く長引くこともありますが、消失します。
抜糸の翌日からアイメイクが可能で、アイメイクで十分カバーすることができます。
埋没法
埋没法は糸を使ってまぶたの皮膚の折り返す高さを固定し、二重の癖をつける二重まぶたの代表的な手術です。糸で止めるだけなので大きな腫れを生じることなく、傷跡も残さず美しく自然な二重まぶたを形成することができるのが特徴です。
上眼瞼切開(全切開)
「一重まぶたを二重まぶたにしたい」「今の二重まぶたの幅をさらに広げたい」「まぶたのたるみが気になる」「二重の幅が狭くなった」など、こんなお悩みは、切開法による二重まぶたの形成術で解消できます。
眉毛下切開
まぶたのたるみ(特に目尻側のたるみ)を取って若々しく目元を蘇らせたい。アイリフト手術・眉毛下切開は、眉の直下からまぶたの皮膚を切除し、引き上げることで目元のたるみを改善させることができます。
目頭切開
目頭切開は、内側に広がりをもたせる事でぱっちりと大きな印象を与え、表現力も豊かな目元になります。単体での治療もできますが二重まぶたの手術(埋没法・切開法・眼瞼下垂など)と組み合わせて治療することが多いです。