下眼瞼脱脂

下眼瞼脱脂
目の下の膨らみ、それによってできたクマ、どうにかして消したいと思ったことはありませんか?

目の下にクマ・膨らみがあることで実際より老けて見えたり、疲れた顔の印象を受けたりしことはありますか?
電車の窓やショーウィンドーに映った自分の顔を見て、「なんとかならないかな……」と思い悩んだことありませんか?
このページでは、目の下に膨らみやクマができる原因をはじめ、悩みを解消するための方法である「下眼瞼脱脂(かがんけんだっし)」について詳しく解説します。

目の下の膨らみやクマの原因は「眼窩脂肪」

目の下が膨らむ原因は「眼窩脂肪」です。眼窩脂肪とは、眼球を保護する脂肪のことです。
主に、加齢によって眼球を支えている靭帯が緩くなると、脂肪を包む眼窩隔膜が薄くなり、眼球の重さに耐えられなくなった眼窩脂肪が前に突出されます。さらに、皮膚と眼輪筋のハリがなくなり、目立つ膨らみやその影によってクマが現れます。また、皮膚や骨格などが影響され、若いときから目立つ場合もあります。
眼窩脂肪による目の下の膨らみやクマは、眼窩脂肪を直接除去しなければ解消されることはありません。
下眼瞼脱脂手術をして目の下の眼窩脂肪を除去すれば、膨らみがなくなり、目元がすっきりして顔全体が明るく若返った印象に変わるはずです。

下眼瞼脱脂のメリット・デメリット

    下眼瞼脱脂のメリット
  • 表面に傷がない
  • 目の下の膨らみ・クマの解消できる
  • 目元を若返らせることができる
  • ダウンタイムが少ない
  • 腫れが少ない
  • 当日からメイクができる
    下眼瞼脱脂のデメリット
  • 内出血が少ないが出る可能性がある
  • 小ジワが目立ちやすくなる
  • たるみの解消はできない
  • 取りすぎると凹む可能性がある
  • マスカラが一週間できない

慶友形成クリニックの「下眼瞼脱脂手術」の特徴

当院の下眼瞼脱脂手術は、丁寧で的確に脂肪を除去することができる「Pre-Septal法」と、炭酸ガスレーザー(レーザーメス)を用いて手術を行うことが特徴です。
「Pre-Septal法」とは、眼輪筋と眼窩隔膜の間を剥離し、突出している部分の眼窩脂肪を直接取り除いていく方法です。脂肪の取りすぎを防ぎ、術後の腫れも最低限に抑えることができます。
炭酸ガスレーザー(レーザーメス)を用いて手術をしますので、皮膚表面に傷をつけることなく、目の下の膨らみ、クマを解消できます。 他の手術法と比べると、内出血のリスクや腫れなどのダウンタイムが短く、美容整形手術の中では受けやすい手術といえます。




下眼瞼脱脂手術の流れ

・手術当日は担当医と再カウンセリング、除去する膨らみの部分にデザインを描きます。
 術後の経過観察のために写真をお撮りいたします。
・まぶたの結膜側(下まぶたの裏側、赤いところ)に局所麻酔の注射をします。
 その後麻酔が十分効いたら、炭酸ガスレーザーで結膜を止血しながら切開していきます。
・脂肪を除去し、左右のバランス・取り残し、止血を確認し、問題なければ、傷口を閉じて手術は終了です。
・手術時間は両側で20~30分程度です。
・手術後に、15~30分程度圧迫・安静にします。
 その後、日常生活での注意事項やお薬の説明をして終了です。

所要時間は、ご来院からお帰りになるまで90分程度です。時間に余裕をもってご来院ください。
下眼瞼脱脂手術は結膜側を切開するので基本的に傷口を縫合しませんが、コンタクトをすぐに使用したい方などには、必要に応じて縫合(吸収糸)をします。カウンセリング時にご相談ください(縫合は別途料金がかかります)。

麻酔

下眼瞼脱脂の麻酔は、局所麻酔(部分麻酔)で行います。
この麻酔で十分効果があり、手術中に痛みを感じることはほとんどありませんが、麻酔の注射をする際の痛みは多少あります。こちらの痛みが心配な方は、吸入麻酔をすることも可能ですので、痛みにご不安な方は担当医師にご相談ください(吸入麻酔は別途料金がかかります)。また、局所麻酔によるアレルギーをお持ちの方、局所麻酔をするのが初めての方は、担当医にお伝えください。

ダウンダイムの経過

下眼瞼脱脂は、比較的ダウンタイムの短い手術です。個人差がありますが、腫れは翌日がピークで、3~4日で平均7~8割程度引きます。この時点でお仕事など復帰される方も多くいます。
万が一、青あざのような内出血(大小)が出たとしても、7~14日程度で吸収されて消失します。
アイメイクも手術の翌日からできるため、アイシャドーやコンシーラーなどで十分カバーできると思いますが、術後に余分な腫れや内出血を引き起こさないように2~3日は安静に過ごしてください。

ダウンタイムの注意事項

運動や入浴、マスカラは術後1週間禁止です。入浴は、シャワー浴のみにしてください。
術後の日常生活のアドバイスとしては、少しでも腫れ・内出血のリスクを軽減させるために、力が入る行為は避けることをおすすめします。大きなくしゃみや重たい荷物を持つなどで一時的に血圧が上がると、出血や内出血を広げてしまう可能性があります。また、読書やパソコン・スマホ操作など長時間頭を下げて下を向いていると、重力(上から下へ)の影響により下まぶたにむくみが溜まりやすくなり、大きな腫れにつながることがあります。できるだけ頭を高く(上に)して、過ごすようにしてください。

仕上がりまで

抜糸はございませんが、7日後以降に検診のご予約をお取りください。
診察し、問題がなければ終了です。
最終的な仕上がりまでには、1ヶ月程度がかかります。
術後3週間から1ヶ月が経つころ、一時的に傷が硬くなり違和感を覚える方もいらっしゃいますが、これは傷が治る過程で起こります。徐々に柔らかくなりますので、心配はいりません。
何か心配なことがございましたら、遠慮なく検診のご予約をお取りください。

下眼瞼脱脂に関する疑問や不安にお答えします。

FAQ
脂肪を取りすぎてしまうことはありますか?その場合はどうなりますか?
当院では、脂肪の取りすぎを防ぐため、カウンセリングや術前のデザイン、手術中の確認を徹底的に行っています。そのため脂肪の取りすぎや、それにより目の下が凹んでしまうようなことはありませんので、ご安心ください。
不安なことやわからないことがありましたら、カウンセリングの際に遠慮なくご相談ください。
再発することはありますか?
一度除去した脂肪が再発することはありません。しかし、また数年後に加齢によって眼輪筋が緩み、眼球の重さに耐えられなくなると眼窩脂肪が突出し、再び目の下に膨らみやクマが現れることはありえます。その場合は再度、下眼瞼脱脂の手術が可能です。
目の下の皮膚のたるみも一緒に改善できますか?
あくまでも、目の下の膨らみである眼窩脂肪を除去する手術であって、目の下の皮膚のたるみは改善できません。たるんでいる部分の皮膚を切除する手術が必要です。 目の下の膨らみと、皮膚のたるみがある方は、併せて下眼瞼切開手術を行うことをおすすめします。
もちろん、膨らみを除去する手術(下眼瞼脱脂)のみを希望される方もいらっしゃいますが、膨らみがなくなることで、皮膚のたるみが目立ってしまうこともあります。
そのたるみが気になるようであれば、後に下眼瞼切開手術をすることも可能です。

目の下の膨らみやクマが気になる方は気軽にご相談ください

目の下の膨らみは「眼窩脂肪」が原因です。目の下の眼窩脂肪を除去する下眼瞼脱脂手術を行えば、目元がすっきりし、顔全体を明るい印象に変えられます。
慶友形成クリニックでは、術後の腫れや傷を最低限に抑えるために、「Pre-Septal法」と炭酸ガスレーザー(レーザーメス)を用いて施術を行っています。
目の下の膨らみやクマが気になる方は、ぜひ慶友形成クリニックにご相談ください。




下眼瞼脱脂

クマ・たるみはレーザー治療で根本的に解消することができ皮膚に傷も残りません。

下眼瞼切開

下眼瞼切開で目の下のたるみを切除して引き上げることで、根本的に解決できます。

ヒアルロン酸注射

年齢を重ねるにつれ生じる目の下のたるみやクマ、ハリのなさ。ヒアルロン酸注射はこれらのお悩み解消に効果的です