頬骨削りの種類
慶友形成クリニックの頬骨削りは2つの手法で行っています。今のあなたの頬骨の大きさ、突出の状態。そうしてどういった仕上がりを求めるか、ダウンタイムや傷に対する考えなど総合的な事柄から望ましい治療を提案いたします。
頬骨基部削り
頬骨の突出部分だけを削って頬骨の出っ張り、頬の出っ張りを解消する頬骨削りです。
この手法は頬骨の体部・基部の突出部分だけを削ることによって顔の凹凸を滑らかに表現する手法です。お口の中から治療するため表面に傷は一切残りません。
前に突出しているタイプの頬骨、輪郭を補正することができます。また、出ている頬骨を削るだけなので、出血や腫れなど術後の負担が非常に少ないのが大きな特徴です。

リダクション
頬骨削りの(アーチ)リダクション法は頬骨基部と頬骨弓を一つのブロックとして、一度切り離し、頬骨弓を内側にスライド、落とし込みます。そうして頬骨基部を削る術式です。前に突出している状態と横の広がりの両方を同時に解消させることで大幅な輪郭形成、小顔矯正ができるのが最大の特徴です。

頬骨削りの麻酔方法
頬骨削りの麻酔は全身麻酔です。全身麻酔ですので頬骨削りの途中で覚醒(麻酔が覚めること)してしまうこともありませんし、痛みを感じることもありません。当院は医師一人のワンオペで頬骨削りは行いません。麻酔担当医、頬骨削りの助手を含め一つのチームとして頬骨削りを実施しますのでご安心下さい。
頬骨削りの痛み
頬骨削りの術後の痛みについてですが、持続的に痛みを感じることはありません。内服薬等で十分にコントロール(抑えること)することが可能です。
頬骨削りで痛みを感じる時というのは、リダクション法など術野が広範囲に及ぶ場合に、お口を開ける時などの動作に痛みを感じることはありますが通常の生活範囲内における痛みというのはありませんので痛みに対する心配や不安は必要ないとお考え下さい。
頬骨削りのリスクと問題点
頬骨削りのリスクと問題点についてご紹介します。頬骨削に限ったことではありませんが、手術というのはどんな治療であっても必ずリスクは存在します。大切なのはそのリスクに対し、どういった取組でリスクをゼロに近づけるかということ。万一、起こした場合の適切な対応が重要です。
慶友形成クリニックは頬骨削りのリスクを出来る限り引き起こさないようさまざまな取り組み、対策を行っています。
・内出血
頬骨削りは他の治療と違い、内出血のリスク等は非常に少なく、内出血を起こすことは極稀なケースと考えてよいでしょう。当院では術後のドレッシング、圧迫をしっかりと行い腫れや内出血を最小限に抑えるようさまざまな工夫を凝らしています。
・神経への影響
頬骨削りは直接顔面神経を傷つけるようなことはありませんが、内部の腫れなどによって圧迫されたりなどで一時的な神経麻痺を含めた知覚神経の感覚鈍麻を引き起こす可能性があります。しかし、これからあくまで一時的なものであり、時間の経過で自然回復します。
万一、引き起こした場合は内服や、理学療法士による専門的な治療で回復を早める対策も行っていますのでご安心下さい。
・皮膚のたるみ
頬骨そのもののサイズダウンによって、ボリュームが大幅に減少するため、周囲の皮膚に余裕ができてしまい皮膚にたるみを生じる可能性は否定できません。しかし、一般的には40歳以下の方では皮膚のたるみを起こすことはありません。万一、皮膚にたるみを引き起こし、そのたるみが気になる場合は、フェイスリフトやスレッドリフトなどで対応することもできます。
・感染
どんな治療でも皮膚を切開する以上、感染のリスクは否定できません。感染の原因というのは、術野の消毒等の不十分な処置、使用する医療材料の不衛生、手術室の治療環境(落下細菌等による二時的感染)があります。当院は徹底した衛生材料管理をしており、すべてクリニック内で、ハイスピード滅菌、オートクレーブ滅菌、EOGガス滅菌などの設備を整えています。また、治療環境ですが、国内で唯一のクリーンルームを設置しており、骨切りなどの治療環境としては最高水準の設備を整えています。
頬骨削りの概要
治療方法
頬骨基部削り
リダクション法 の2通り
麻酔方法
全身麻酔
手術時間
頬骨基部削り 60分
リダクション法 120分
入院
不要
術後固定
必要
腫れ
頬骨基部削り 軽度
リダクション法 強い 1週間程度
痛み
軽度
シャワー
翌日から可能
入浴は腫れが落ち着いてから
通院回数
5回を推奨(カウンセリング、手術、7日後、1ヶ月、3ヶ月)
頬骨削りの実際
頬骨削りの実際の方法について簡単にご説明します。慶友形成クリニックの頬骨削りは以下の5つの工程で行います。
アプローチ
頬骨削りはお口の中の頬骨に近い部分を左右3センチ程度と、耳の前の頬骨弓の部分を1センチ程度縦に切開してアプローチします。
頬骨の露出
お口の中を切開した部分から侵入し頬骨を露出させます。次に耳の前面の皮膚を切開した部分から頬骨弓を露出させます。
頬骨削り
頬骨と頬骨弓を切開し、頬の部分を一度切り離します。フリーになった状態で頬骨弓を内側に移動させて横に広がっていた輪郭を縮小します。頬骨の前面や側面をしっかりと丁寧に削ります。そうして頬骨をプレートもしくはワイヤーでしっかりと固定します。
洗浄
仕上がりの状態を確認し問題がなければ、しっかりと洗浄します。骨片等があると腫れなどを悪化させたり、長期化させる可能性があるため何度も丁寧に行います。
縫合
問題がなければ傷跡を縫合して頬骨削りを終了します。
頬骨削りの費用・料金
PRICE
慶友形成クリニックの頬骨削りの費用をご案内します。頬骨削りの手術費用には、術後検診やアフターケアの費用も含んでいます。追加加算等なく表記通りの値段で頬骨削りの手術を受けて頂けます。
- 頬骨削り頬骨基部削り
- 1,100,000円
- 頬骨削りリダクション法
- 1,320,000円
- 全身麻酔
- 132,000円
※ 消費税含む
頬骨削りに関する
疑問や不安にお答えします。
FAQ
頬骨削りの傷跡ってどこにできるんですか?
頬骨削りの傷ですが、
手術をしても効果がなかったということになったら嫌です。どれくらい頬骨は削ることができるんですか?
ビ。
頬骨を削ると顔がこけてしまわないか心配です。大丈夫なんでしょうか?
ビ。
術後の目立つ腫れというのはどれくらい続きますか?
頬骨削りの術後の腫れですが、翌日が腫れのピークで、2、3日強い腫れが持続し、少しずつ腫れは落ち着いてきます。頬骨削りの範囲や程度によっても違いますが、7〜10日程度をお考え下さい。
いかつくて男らしい顔が悩みです。頬骨削りで女性らしい顔になれますか?
頬骨が突出していると男性的な印象が強く、それで悩んでいる女性も少なくありません。頬骨の突出が原因であれば頬骨削りで女性的な優し印象に変わることができます。